前回はどんな自分も受け入れ、認めたら自分自身も周りも幸せになったということの私の実体験をお伝えしました。
世の中にポジティブが良いと言われがちですが、ネガティブだっていいんですよ!!全部全部そのままでオッケー。自分が変わりたいなと思ったら変えていけばよいのです♡
それで、自分自身を尊重し、お互いを尊重しあえる環境を公立学校で実現したいということを今回は書いていこうと思います。
義務教育って、子どもにはみんな平等に教育を受ける権利がありますよ。国や地域、保護者は子どもに教育を受けさせる義務がありますよっていうことです。
だから、子どもはみな公立の小学校や中学校には席が用意されています。
しかし昨今、不登校の子たちが増加の一途をたどっていったり、学校内ではいじめ問題、先生の労働環境問題などなど。問題と言われてしまうことが多いです。
でね、その一方ではフリースクールやサドベリーなど独自の教育の場も増えてきました。いろいろ選択肢が増えることは素敵なことです。学校に行ってないと後ろめたい気持ちになってしまう親子が多い中で他に行く場所があるというのは救いでもあります。
しかし、こういう場所が増えてきたからと言って全国どこにでもあるかと言ったら、まだそうではないし、個人で運営されていると月謝が高かったりして(それでもギリギリのラインで運営されているところもありますね。)金銭的に余裕がなく通わせられないなどということもあります。
子どもはみな等しく教育を受けられるはずなのに、公立の学校に通えない、そしてご家庭の様々な理由でフリースクールなどに通えない子はどうなってしまうのでしょうか。
文部科学大臣が今の大学の教職課程は昭和の時代からの課程をやっている。こんなに学校のフェーズが変わるのに教えている大学のトップたちは昔からの教育論や教育技術の話をしている。大きく変えていかないと時代に合った教員育成ができない。と抜本的な見直しが必要と認識しているそうです。
やっと変化の良い波が来ている気がします。
教員育成もそうかもしれないですが、そもそも学校の在り方自体も変えていったらいいと思うんですよね。
そんな簡単に言うなよって感じかもしれませんが、言うのは簡単なので言います。でも始めないと始まらない。
子どもが大人になる過程で夢や希望を抱けないなんて悲しすぎます。人生はこんなものかななんて思わないでほしい。みんな幸せになれるし、幸せになるために生まれてきたんだから。
それは大人の皆さんにも伝えたいことです。
地域のみなで子どもを見守る。学校が閉鎖的ではなくオープンな環境に。子どもひとりひとりの気持ちに寄り添う。学校の先生の気持ちにも寄り添っていく。地域の大人が先生になるっていうのもいいですよね!様々なプロがたくさんいますから!!子育ては地域でしていくならば、教育だってそうしたらいい。大人が教えるという感覚が強いかもしれませんが、子どもたちと過ごしていると逆に子どもから教えられることもたくさんあります。互いに良い刺激が生まれると思います。
公立学校の在り方をみなで考えて変えていきませんか。
私の娘も不登校です。娘はありがたいことにフリースクールがあり、今はそこに通っていますが、だからと言ってそれでオッケーとは思えません。
みんなが楽しく通える公立学校を実現させたいです。そして声を上げて動いていけば世の中は変わっていくんだよということを、子どもたちに見せていきたいです。