「さかもと森のがっこう」開校!

ホルケポッサ?

「百姓はなんでも自分で作るんじゃ、はっはっは」と祖父は高らかに笑いました。

豊かな森林と清流を持つ自然の中で多様な生き物(ヒトを含む)が暮らす坂本という集落は、今なお元気なお百姓さんたちが守り続ける農村文化が息づく場所です。

ホルケポッサは、たくさんの祖父たちが受け継いできた“お百姓の精神(=FOLK=ホルケ)”、つまり“生きる力”を次世代に引き継ぎ、しなやかな共同体を未来へ繋ぐための代謝機能として内発的運動を生み出す細胞のひとつです。

坂本のこと

四国・東徳島の山あいに位置する勝浦町のいちばん西の端、上勝町との町境にあるのが坂本地区。勝浦川の支流・坂本川の源流部にあたり、北は標高972mの六郎山、南は標高535m町のランドマーク・稼勢山に囲まれた自然豊かな山村。

町の総人口5,062人(世帯数2165戸)のうち坂本地区は408人(199戸)で16地区のうち生名・横瀬・棚野・中角に次いで5番目に人口が多い。町全体での高齢化率はおよそ40%。

阿波の温州ミカン発祥の地と言われ、主産業はみかんやすだちなどの柑橘栽培。集落内の寺社仏閣は健在で、昔からの伝統行事や農村文化が色濃く残っている。平成11年に廃校になった坂本小学校の旧校舎を利用して始まった農村体験型宿泊施設「ふれあいの里さかもと」を中心に様々な観光事業も行われている。